今や、一家に一台から、1人に一台となりつつあるテレビ。
ブラウン管テレビに始まり、液晶テレビ、プラズマテレビ、現在は4Kテレビという時代になりました。
一時期は、液晶テレビと、プラズマテレビが競い合っていましたが、プラズマテレビの消費電力の高さ、液晶テレビの技術の進歩による遅延の改善により、高性能な液晶テレビの天下となりました。
普段良く使うテレビだからこそ、電気代が気になるところですよね。そこで今回は、液晶テレビの大きさごとのおよその電気代についてまとめてみました。
日本家庭の平均電力使用量はおよそ300Kwh
電気の契約には様々なプランがあります。
従量電灯、朝得プラン、夜得プラン、半日お得プランなど、ライフスタイルによって様々ですが、ここでは、一般的な従量電灯Bの契約で電気代を計算したいと思います。
従量電灯Bとは、120Kwhまでの消費量なら、単価は18円ほどです。
120~300Kwhまでの単価は、およそ25円です。
それを超過してしまった分は、29円計算となります。
この契約は、電気をたくさん使う家庭には、あまり向いていないのですが、日本家庭の平均消費量が、およそ300Kwhなので、一般家庭なら適正な契約ではないでしょうか。
それでは、液晶テレビの消費電力と、その電気代について紹介したいと思います。
型ごとに消費電力は違う
大きければ電気代を食う、当然の話なのですが、20型と60型の液晶テレビではおよそ4~5倍も消費電力が違ってきます。それぞれの電気代の目安を挙げてみましょう。
・20型 約40~50W
・30型クラス 約70~100W
・40型クラス 約100~120W
・50型クラス 約120~160W
・60型クラス 約170~220W
となっていて、小さすぎると見にくいし、大きすぎると電気代が・・・・・頭を悩ませるところですね。
では肝心の電気代はいかほどに?というところをまとめて行きたいと思います。
液晶テレビの電気代を計算
ここでは、一般家庭に多い、従量電灯Bの契約で計算していきたいと思います。
電気の単価は分かりやすく、25円として計算します。
まず、20型のテレビですが、消費電力は40~50Wなので、1時間あたりの電気代は、およそ1円~1.25円となります、つまりつけっぱなしの方だと、一日、24円から30円の電気代がかかってくることになります。
「何だたったの24円か」と思った方、一年で計算すると、7000円から10000円ほどの出費となるのです。
次に30型クラスのテレビの場合、一時間の電気代は、およそ1.7円から、2.4円かかってきます。
付けっぱなしにしておくと、およそ40円から57円も一日計算でかかってくることになります。
一年で、約18000円ですから、豪華な食事ができますね。
40型の電気代は、およそ1時間1.7円から2円かかってくることになります。
つけっぱなしの家庭では、一日57円から、60円という出費になります。
一年計算で、18000円から、約20000円ですから、意外と馬鹿になりませんね。
50型のテレビの電気代について
1時間2~3円
一日60円から、96円も電気代がかかってきます。
一年換算すると約20000円から、30000円以上の電気代がかかってきます。
最後に60型のテレビですが、一時間の電気代は、4.25円から、5.5円です。
一日で102円から132円かかる計算になります。
一年計算で、37000円から48000円かかってくる計算です。
以上がフルハイビジョンテレビの電気代の推移です。次は、4Kテレビの電気代について紹介したいと思います。
4Kテレビの電気代はフルハイビジョンの約1.5倍から2倍
徐々に値段が下がりつつある4Kテレビ。解像度4倍とあって電気代もそれなりにかかってきます。
4Kテレビの電気代についてですが、消費電力が40型のもので、約154Wとなっていて、55型のもので254Wになっています。
消費電力が、約1.5倍ですから、単純に電気代も1.5倍と考えたほうが良いでしょう。
40型の4Kテレビで、電気代は付けっぱなしで、一日約90円かかってきます。
50型では、100円から125円かかってくる計算になります。
性能の分消費電力は大きくなるようです。
まとめ
液晶テレビの消費電力と、電気代についてまとめてきました。
これはあくまでも付けっぱなしにした場合の電気代です。
それと各メーカー省エネに取り組んでいて、テレビを買うときに消費電力という項目があります。
この消費電力を、1000で割り算し、電力単価を掛け算すると、およその1時間あたりの、電気代が分かります。
皆さんも、テレビを購入する時は、是非チェックしてみてください。
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