液晶テレビをPCのディスプレイ代わりに活用 メリット・デメリットは?

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最近の液晶テレビにはHDMI入力やアナログRGB入力といった端子が用意されています。

HDMI端子なんかはレコーダーやゲーム機なんかを接続する人が多いと思いますがパソコンを接続してモニター代わりに使うこともできます。

というわけで今回は液晶テレビをパソコンのモニター代わりに使う際のメリットデメリットについてまとめてみます。

スペースがコンパクトになる(メリット)

液晶テレビ1台にテレビの機能とパソコンのモニターの機能を担ってもらうので、それぞれの機器を置くよりも当然スペースがコンパクトになります。

パソコンを置く場所とテレビを置く場所を確保すると部屋が狭くなってしまうという場合に有効にでしょう。

スピーカーの兼用も可能

HDMIで接続すれば音声も同時に転送されるのでPCのスピーカーを兼用することができます(PC側の設定を確認しておく必要がありますが)。

RGBのアナログ接続でもPCの音声入力用の端子があれば別途ケーブルが必要になりますが音声をテレビに送ることが可能です。

大型テレビの場合は大画面で楽しめる 4Kなら表示領域が広い(メリット)

パソコンのモニターはだいたい20~27インチ程度のものが主流ですが、液晶テレビなら30型以上の大きなテレビが多数あります。

大画面でPCの画面を楽しむことができますので、パソコンの写真や映像を楽しむのにいいかもしれません。

4Kテレビの場合は3860×2160という高解像度でパソコンを使用できるので表示領域がかなり広がって複数のウインドウを表示しやすいですし、テレビ放送が少ない4Kの活用の場が出来ます(ちなみにテレビがハイビジョンの場合は解像度が1366×768などで作業領域はほとんどのPCモニターより狭いのであまり恩恵が無さそうです)。

4Kで使う場合に注意しておきたいこと

4Kの場合はHDMI2.0とDisplayPort1.2が接続に対応していますが、ほとんどのテレビはHDMIしかないのでHDMI2.0接続になります。

パソコン側にHDMI2.0の端子があるかどうか確認しておきましょう。

ゲームや動きの激しい動画を見る場合は応答速度の問題が(デメリット)

液晶テレビ、PCモニター両方に言えることですがゲームをするときに問題となってくるのが応答速度です。応答速度が遅いものを使うと残像感が出てしまうのでゲームに集中できないかもしれませんね。

はじめから応答速度の速いテレビを選んで購入していれば問題ありませんが、すでにある液晶テレビにパソコンを接続する場合は残像が発生する可能性も考慮しておきたいですね。

遅延の問題

こちらも気になる要素です。遅延が大きいとゲーム内の処理と実際に表示されている映像がズレて「ボタンを押したはずなのにキャラクターが反応してくれない!」なんてことがあり得ます。もちろんパソコン用モニターにも遅延はあってものによって遅延の具合は違いますが・・・

東芝のレグザシリーズなどは遅延が少ないと話題のようです。少し前ですが東芝のレグザJ8は遅延が少ないとこちらのブログ「BattleField4備忘録」さんで記事になっていました。

FPSなど遅延に厳しいゲームをメインでするなら遅延を意識して選びたいですね。

東芝のZ810Xシリーズなどはかなり遅延が少ないようです。

大画面過ぎると端まで見えない 文字を読むにも向かないか(デメリット)

大きな画面に接続すると迫力があっていいのですが、画面の端まで目が届かず、いちいち首の角度を変えて見る必要があります。全体を見渡すためにテレビとの距離を取ると今度は文字がはっきり読めないという人も出てくるでしょう。

よって大きな画面だと文字を書いたり読んだりといった作業はしづらくなります。用途は写真や映像を見たりといったものに限られてきそうです。

リビングに置く場合は配線が気になる(デメリット)

リビングに置いたテレビにパソコンを接続する場合はテレビからパソコンの置いてあるテーブルまでHDMIなどのケーブルを配線することになります。パソコンをテレビのすぐ横に置く場合でもマウスやキーボードの配線がありますね。

一人暮らしなら問題はありませんが小さなお子さんがいる家庭ではうっかりケーブルに引っかかって「テレビがーパソコンがー」といった自体が考えられなくもありません。ワイヤレスのマウスやキーボードを使うといった対策を講じておきたいものです。

PC電源と連動して画面がオンにならない(デメリット)

PC用のモニターだとPCの電源を入れると信号を感知して自動的に画面の表示がオンになってくれますが、液晶テレビ場合はこれに対応した機種はおそらくこれに対応したものは無いのではないでしょうか。

毎回リモコンの電源ボタンを押す必要が出てきます。ちょっとした手間ですが不便に感じるかもしれません。

まとめ

少々不便なことや使い勝手を考慮しないといけない部分もありますが、4Kの液晶テレビにパソコンを接続すれば迫力や表示スペース面でメリットがおおいにありそうです。

色合いやにじみなど細かいところまで設定するにはさらに液晶テレビとパソコンの設定を煮詰める必要がありそうですが、とりあえずパソコンにHDMI端子があればHDMIケーブルを用意しさえすればパソコンと液晶テレビを接続できる可能性は高いでしょう。

PCと液晶テレビの接続を試してみてはどうでしょうか。

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